KTRラボ

NZ 日本 自分が気になることやデザインのことなど 1986年産まれ

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Builder Learning#11 Roof framing2 屋根フレーミング続き

今日は屋根のフレーミングの続き オーバーハング部分の2パターンのRafterのジョイントの仕方 1、Rafterをfinish wall手前で止め、Look outsによってオーバーハングさせるタイプ 2、RafterをFinish wallの縁で止め、Outriggerとジョイントさせることでオー…

Builder Learning#10 Pro9での3D提案 と NZ建築の現状

今回はPro9の3Dに関して。 3Dツールに関しては、このブログでSketchupは結構紹介しています。 Sketchupは米Trimble社が開発・提供している3Dモデリンググソフト。元は米@Last Softwareが開発、2006年にGoogleが買収、2012年にTimbleが買収。 SketchUp - Wiki…

Builder Learning#9 Roof framing 屋根のフレーミング

今日は屋根のフレーミング。 普段あまり気にしない屋根。 実際自分の家の屋根がなんという屋根の形状でどのように作られているか知っている人はごく少数でしょう。 それでは屋根の形状から。 Gable roof (切妻屋根)... 屋根の最頂部の棟から地上に向かい、2…

Sketch up#3 スケッチアップで業者ごとのプラン作成

今回はSketch upを使って業者ごとのフロアプランを作ります。 実際に業者としてはオーナーサイドもしくはメインビルダーがしっかりと見積もり段階で詳細のプランを出してくれるとすごく助かると思います。 新築や大規模改築でBuilding Concentがある場合は詳…

Builder Learning#8 Window and Door framing 開口部のフレーミング

今日は窓とドアのフレーミングの詳細について。 まず、窓やドアに関しては専門業者が枠が付いた状態で作ってくれます。 ビルダーワークとしてはその出来上がった状態の窓やドアに合わせて開口部を準備し、設置する。 そしてその開口部の準備や設置に少しポイ…

Builder Learning#7 Make a quotation 実際の見積もりの作成

今日は現場の見積もりに関して。 どの業者でもまずはじめにする基本の活動ですね。 『見積もり』 ただ行って尺を測って金額を伝えるだけでは、何の意味もない。 というのは皆さんもご承知のことだと思います。 見積もりに行くと仕事をした気にはなりますが、…

Builder Learning#6 Wall framing basics 壁のフレーミング

今回は壁のフレーミングに関して。 NZでは基本的にアメリカと同じ2x4(ユーバイフォー)工法です。 アメリカでは木材のサイズは2"x4"= 38mm x 89mmです。 しかし実際の2"は50mmです。 なので木材を実際のインチにあわせると50mm x 100mm。 この理由は194…

Builder Learning#5 パースの描き方について

今日はパースの描き方について。 パースとは パースとは、建物の外観や室内を立体的な絵にしたものです。一定の図法によって描いた透視図(Perspective drawing)のことで、立体的に表現することで 、図面などではわかりにくい全体のイメージを表現します。未…

Builder Learning#4 Floor and wall framing basic

非常に面白い資料を見つけた。 アメリカ海軍の建築コースの教材。 詳しすぎる。笑 ものすごくわかりやすい! そもそもアメリカ海軍は建築の知識も勉強するのかと。 日本はどうなんだろ。 戦地の見知らぬ村にベースキャンプを建築する、もしくは現地調達で簡…

Sketch up#2 スケッチアップ 図面からの立体書き起こししてみた

今日は練習ということで実際の図面から立体に書き起こしてみた。 新築 フロア面積140m2 木造2階建 今日はフレーミングまで。 練習なので壁厚90は今回は無視してます。 所要時間は35分。 寸法も概ね合っています。 あとはここからディテールの修正で大体1時…

Sketch up#1 スケッチアップだけで建築設計をする手順

Sketch upに関して面白いページを発見した。 意外と知らない!スケッチアップだけで建築設計をする手順 | 建築プレゼンの道標 今はプレゼン用はpro9を使ってるんですが、基本使っているPCがmacなので出来ればSketch upで立面とプレゼン一気にやりたいなーと…

Builder Learning#4 What are the Basics of Retaining Walls? 擁壁について

Retainig wall = 擁壁 盛土や切土された地盤を支える壁のこと。高低差のある土地を造成する場合によく用いられる。 傾斜地の建築が多いNZではこのRetaining wallの工事は非常に多いです。 特にオークランドだとNorth shoreなど傾斜地が多い地域の現場ではRet…

Builder Learning#4 Septic tank(汚水処理タンク) について

今回はSeptic tankに関して。 日本ではなかなか馴染みのないこの排水システム。 NZでは結構あるんです。 わかりにくいと思うのでざっと説明します。 生活排水を一旦地下のタンクに貯めて、バクテリアに作用によりScum(浮きクズ)とLiquid sewage(汚水)とSlu…

Builder Learning#3 Soil compaction 土の圧縮について

基礎コンクリートの段階で出てくる土地の圧縮。 日本では基礎に関わる土木分野に関しては特別に地業と呼び、施工とは区別される専門職的な扱いで大工さんなども指示はほとんど出したりしないと聞くが、 NZやアメリカの建築に関して言えば他の業者と同じ扱い…

Prose#1 日本の建築

やっぱり日本の建築っていいなとたまに思う。 型があるようで無い。 実際今の日本建築に日本古来の様式美や哲学は無いだろう。しかし他の国のそれとは全く違う。 素人から見ても日本らしいなとわかる。 例えば、有名な龍安寺の石庭。 石が何個か置いてあって…

Builder learning#2 Impermeable (Impervious) surface area

今回はImpermiable areaについて。 そもそもImpermiable area とは? ”impervious surface area / 不透水面積 コンクリートやアスファルトで覆われたり、建造物の下になっていたりして 水が地面に入っていくことができない部分。 水が地面に入っていかないと…

Scrap builder #1 ハイザイおじさんのVitex coffee table

現場で余ったデッキ材でコーヒーテーブルを作りました。 Material: ・Vitex(deck hard wood) ・Plywood(17mm) ・2x2 (45mm x 45mm) H3.1 Pine