Architect study #7 二級建築士 過去問 用語と単位 3
用語と単位の続き。
1、
単位面積当たりの入射光束を、光度という。
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○
単位面積当たりの入射光束は、照度。
光度とは、光源が発する光の強さを表す。
照度:単位面積あたりに入射する光束。
光度:ある方向への光の強さ、光束の立体角密度。
2、
空気とこれに接している壁面との間で、対流によって行われる伝熱を、熱貫流という。
○
×
空気の対流と放射によって行われる壁面との伝熱は、熱伝達。
熱貫流は熱が壁(材料)を通り抜ける課程。
熱伝達=空気と壁の間の電熱
熱貫流=熱が壁を通り抜ける過程。
3、
対流熱伝達とは、壁面などの固体表面とそれに接している周辺空気との間に生じる熱移動現象のことである。
○
×
対流熱伝達とは、壁面などの固体表面とそれに接している周辺空気との間に生じる熱移動現象のこと。
対流熱伝達=個体と空気の間の熱移動。
4、
熱伝達率は、材料内の熱の伝わりやすさを示す材料固有の値である。
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熱伝達率は、材料の表面と表面空気の間で熱が伝わるときの熱量の割合。
5、
輝度の単位は、lx である。
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輝度の単位はcd/平方メートル(カンデラ)
lx(ルクス)は照度の単位です。
6、
熱貫流率の単位は、Wh又はkcalである。
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熱貫流率は熱の伝わりやすさの度合で、単位は
W/(m2・K)又はkcal/(m2・h・℃)で表す。
7、
浮遊粉じん質量濃度の単位は、mg/m3 である。
○
×
浮遊粉じん質量濃度の単位は、mg/m3 である。
8、
着衣量は、人の温熱感覚に影響し、その単位はmetである。
○
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着衣量は、人の温熱感覚に影響する要素(温熱要素)の1つで、衣服の断熱性を表し単位はclo(クロ)です。met(メット)は、温熱要素の1つである代謝量(作業量)の単位です。
着衣量=clo
代謝量= met
大気中の微粒子により散乱されて地上に達する日射を、直達日射という。
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日射には、「直達日射」と「天空日射」の2種類があります。
「天空日射」とは、大気中の日光の散乱により間接的に地上に到達することで、「直達日射」とは、太陽から放射された光線が大気層を通り抜けて直接地上に達することをいいます。また、それぞれの日射量を「直達日射量」「天空日射量」といいます
9、
騒音レベルの単位は、dB(A) である。
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○
騒音レベルの単位は、dB(A) です。
ここまで3回、用語と単位をやってきたが、
用語、単位などは実際に使って、問題を解かないと頭には入らないはず。
次回は実際に実社会にアプライして覚えていこうと思う。
未来は明るい!!