Prose#1 日本の建築
やっぱり日本の建築っていいなとたまに思う。
型があるようで無い。
実際今の日本建築に日本古来の様式美や哲学は無いだろう。しかし他の国のそれとは全く違う。
素人から見ても日本らしいなとわかる。
例えば、有名な龍安寺の石庭。
石が何個か置いてあって、それを皆が風流だという。自分も行ってみたが同じく風流だと思った。どことなく憂いのある湿気に似た雰囲気、何かを意図してあるであろう石の配置、千利休が説いた侘び寂びの心。茶道も武士道も何も志してはいない自分でさえ何かを感じた。
おそらくそれに似たものを現代の日本の建築も隠し持っていると思う。400年前の息吹は形を変えて未だどこかに吹いていると思う。
それが何かわかるまでもう少し建築と向き合ってみようと思う。
Builder learning#2 Impermeable (Impervious) surface area
今回はImpermiable areaについて。
そもそもImpermiable area とは?
”impervious surface area / 不透水面積
コンクリートやアスファルトで覆われたり、建造物の下になっていたりして 水が地面に入っていくことができない部分。
水が地面に入っていかないと、洪水の原因になったり、地下水や河川環境に悪影響を与えたりするので、 そうした観点から建築基準の一部としてimpervious surface areaに制限をかけている国や地域がある。
つまり敷地面積のうちコンクリートなど水を通さない部材が占める割合の制限である。
もちろんオークランドでもこのimpermeable areaの割合には制限があります。
Zoningによって制限は違い、通常のシングルハウスがMax 60%, テラスハウスなどはMax 70%が一般的です。
Coastal area(沿岸地域)などは10%などの制限もあります。
つまり自宅を増築したいと思ってもすでに敷地あたりのコンクリート部分の占める割合が規定の割合を超えている場合には増築は不可能。
Resource concentを申請し、役所に新しいプランを認可してもらう必要が出てきます。
NZでは環境に悪影響を及ぼす可能性があるものに関しては結構厳しい制限があることが多いです。
制限の影響で開発のスピードは遅くなってしまうが、実際に長期的なスパンで環境への影響を考えると計画的に進める事が一番の近道なのかもしれません。
悪影響を無視して推し進めても、いつかその代償は支払うために足踏みする日が来る。
実際にNZの開発は非常に遅く、インフラなども計画通りに進んだプランはないみたいです。
これらもオーストラリアなどに比べて都市化が遅れている要因の一つだと思いますが、
個人的には自然と共存する都市計画をマイペースに進めているNZは自分は好きです。
Scrap builder #1 ハイザイおじさんのVitex coffee table
現場で余ったデッキ材でコーヒーテーブルを作りました。
Material:
・Vitex(deck hard wood)
・Plywood(17mm)
・2x2 (45mm x 45mm) H3.1 Pine
Builder learning#1 What are the Basic Area and Volume Formulas?// コンクリート基礎部分 体積の公式
基礎にコンクリートを打つ際にまず必要なこと。
どれのくらい必要なのか?
現場でマネジメントをしていると、専門の業者などがいて発注も全て任せてしまうことが多いので、ついついベーシックなことを飛ばして考えてしまいますが改めて基本的なところから全てを把握することが現場では大事ですね。
中学の数学ですね。
体積の求め方。
タテxヨコx高さ
現場で体積が絡むとすればexcavation, foundation、あとはゴミですね。
基本的に土地造成や基礎がメインだと思います。
例えばこの図面だと
100mmのコンクリートスラブ
スティールメッシュ
30mm DPM(Damp-proof membrane)
25mm sand
150mm GAP40 Compacted hard fill
とそれぞれのマテリアルによって指定の高さが違うので、オーダーも要注意ですね。
またインスペクターによっては図面の指定と違う指摘をされる場合などもあり、自分の頭に立体的な視点で数字を入れてマネジメントしていくのが重要ですね。
未来は明るい!!!