KTRラボ

NZ 日本 自分が気になることやデザインのことなど 1986年産まれ

Architect study #2 CityScope: New Orleans

今日はMIT建築コースの問題から。

 

2005年にアメリカを襲ったハリケーン、カタリナ。

このハリケーンにより甚大な被害を被ったニューオリンズ州に関して災害と街の関わりを包括的に捉え、持続可能な都市開発を考えていく。というのが今回の課題の趣旨です。

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それでは設問1から。

 

What is the extent of the city?

街の範囲とは何か?

 

いきなり確信を突かれたような質問ですね。

 

そもそも街の存在意義とは。そんなことまで思いを巡らせてしまいますが。

 

この街の範囲に関して考えていきましょう。

 

 

街とは?

(まち)とは、都市の中のデパートや商店街飲食店などのアーケードがあり、集客力の高い繁華街、もしくは商業地区をいう。往々にして、交通機関の駅やバスセンターなどの基点と重なったりする。

英語では、「downtown」(ダウンタウン) がこのニュアンスに近い。

また、市区町村内で比較的大きい街のことを“市街地”などと呼ぶ。

つまり、街とはダウンタウンを指す言葉だったんですね。

では反対にアップタウンは?

アップタウンは住宅地のこと。 アメリカでは住宅地が高台(uptown)にあることが多く、商店などへ行く時には高台を下りて行くことから、繁華街をdowntownと呼ぶようになったのです。
まち町 家が多く集まって建っている所。

街=ダウンタウン

町=アップタウン

日本語も分かりにくいですね。

 

それではその街(町)ですが、その範囲とは?

 

教科書的な解答で行くと地図を見ると街の範囲が線で区切られていますが、これが街の範囲だそうです。

自治体が管轄するエリアを区切って分けた範囲=街

 

ということみたいです。

 

ただ文化人類的にいうとまた違った街の分類がありそうですが、それはまた別の機会に。

 

なのでこの設問の回答としては

 

The extent of city is the range where divided the area that the local government has jurisdiction over into.

 

こんな感じでしょうか。

そしてこの設問ではニューオリンズのextent of the cityを答えるという問題ですから、これが答えでしょう。

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次回は設問2から。
 
本来は街を住み良いものにするために生まれた建築という概念。
常に地球規模で考えて、街を昨日よりも少しだけでも良くしていけたら嬉しいですね。
 
未来は明るい!