Sketch up#3 スケッチアップで業者ごとのプラン作成
今回はSketch upを使って業者ごとのフロアプランを作ります。
実際に業者としてはオーナーサイドもしくはメインビルダーがしっかりと見積もり段階で詳細のプランを出してくれるとすごく助かると思います。
新築や大規模改築でBuilding Concentがある場合は詳細がしっかりしていますが、BC無しのリノベーションの場合は基本的に業者ごとのプランは作成しないことがほとんどです。現地確認→マテリアル確認→取り付け前現地確認→完成時確認 とプランを作成しないので手間がかからないと思いきや現場での確認が増えるので最終的に結構手間がかかります。
しかし最初の段階で20分くらいの時間を使い、しっかりとすべての指示を乗せたプランを作っておけば現地確認→完了時確認で終わりです。
業者はプランに沿ってやるだけなので、責任の所在もはっきりして双方にとってプラスな仕事となります。
では実際に書きかたの説明。
書き方はいたってシンプル。
作成したフロアプランの尺を消します。
ElectritcianやPlumberの作業としてはprepare work(pre-wiring, pre-pipong)と実際のinstarationになります。
しかしどちらもフロアプランに乗っている尺は使わないので削除しましょう。
むしろ添付のようなnogやstudsの位置の詳細を渡してあげる方が親切です。
towel hangerや壁取り付けタイプのVanityなどの設置はGIBボード、ペイントが終わってからになるのでサポートの位置を事前に記録しておかないと取り付けの時にどこかわからず無駄な穴を空け、追加のプラスター仕事をしなければいけなくなってしまいます。
ということで自分が電気屋さんに渡すLighting planはこんな感じで作っています。
これらもSketchupだと20分以内で出来ます。とにかく簡単かつ速い。
CADもいいですが、これくらいの施工図であれば自分はSketchupをお勧めします。
サブコンもメインビルダーも誰もミスをしたい人はいません。
それでも出てしまうのがミス。
しかし大半のミスはほんの少しの工夫でほとんが無くなります。
みんなですべて作業に関して共通認識を持っていればそのミスも減っていきます。
ミスなしでハッピーな現場は仕事も楽しくなります。
未来は明るい!!