Builder Learning#9 Roof framing 屋根のフレーミング
今日は屋根のフレーミング。
普段あまり気にしない屋根。
実際自分の家の屋根がなんという屋根の形状でどのように作られているか知っている人はごく少数でしょう。
それでは屋根の形状から。
Gable roof (切妻屋根)... 屋根の最頂部の棟から地上に向かい、2つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根である。建築物の平面形状が四角形の場合、切妻屋根を用いると2面だけで屋根が構成されるため、ローコストで雨漏りの心配が少ない屋根形状といえる。
Hip roof (寄棟造)... 建築物の屋根形式のひとつで、4方向に傾斜する屋根面をもつものをいう。広義では同様の屋根をもつ建物のことを指す。屋根の形式を指す場合には、単に寄棟ということも多い。
Intersecting gable... ゲーブルルーフの複合屋根。
Shed roof or Lean-to (片流れ屋根)... 片流れ屋根は、切妻屋根を棟の沿って真っ二つに切断した形状の屋根です。
そういえばこんな屋根ありますよね。
そして次は構造です。
構造の中で大事なのは傾斜と接合部分です。
ピッチはcouncilのroof inspectionでも厳しく見られる項目です。
規定の傾斜がない=水が流れないので水漏れの原因 ということで屋根のマテリアルによって規定の傾斜角が決まっています。
このピッチ、基本は高校の数学でやった三角関数です。
そして屋根の構造部分の名称です。
Rafters(垂木)...屋根板を支えるため、棟から軒に渡した木。
Ridge board(棟木)...母屋や桁と平行に取りつけられる屋根の一番高い位置にある部材です。
Purlin(母屋)...母屋(もや)は、屋根の最も高いところにある棟木と、平行して配され、軒桁との間で、垂木を支える部材のことです。
今日は各部分の名称などをまとめました。
新築以外ではあまり関わることのない屋根の構造ですが、雨仕舞いの要である屋根は構造も複雑で建築の中でも非常に重要なパートになります。
しっかりと基本構造を理解し、把握しておくことは現場管理でも重要です。
次回、屋根の構造 詳細編です。
未来は明るい!!