Builder Learning#5 パースの描き方について
今日はパースの描き方について。
パースとは
パースとは、建物の外観や室内を立体的な絵にしたものです。
一定の図法によって描いた透視図(Perspective drawing)のことで、立体的に表現することで 、図面などではわかりにくい全体のイメージを表現します。未完成物件の完成予想図として用いられます。
建物の外観を描いたものを「外観パース」、室内を描いたものを「内観パース」といいます。図面をもとに描き起こしているので、全体像をイメージするうえで役立ちます。最近ではCG加工したり、よりリアリティをもったパースが登場しています。ただし、外構、植栽などは実際とは異なります。また、パースにはかならずその旨が表示されています。
ざっくり言うと、スケッチですね。
ネットでいろいろな教材など見てみると、ある重大なことに気がつきました。
パース=Sketch upなんですね。
この手順、まさにSketch upですね。
現場に事情でいきなり変更が必要になり、オーナー(施主)の決断をすぐに確認する必要がある場合など結構あります。
けどオーナーは仕事で現場にいない。電話や写真だけじゃなかなか伝わりづらい。
そんな時、自分は手描きパースを利用しています。
まだ人に見せれるような質ではないですが、認識ミスでせっかくの建築が台無しになっては元も子もない。
このような連絡系統を取って、お客様と認識の相違が起きた事はありません。
うまい、下手 ではなく ポイントはしっかりと肝の部分が伝わっているか。
とにかく人にしっかりと伝わるパースを描くために大事な事
1、感情移入し、紙の中にいる自分の視線をしっかりと意識する。
2、決めた一点からの距離感を意識する。
3、自分の家だと思って描く。
自分はこれに尽きると思っています。
1億円もかけた自分の家が変に建ってしまう、思っていたのと違うディテールになってしまう。と思えば必死でなんとか伝えようとするはず。
その心意気がパースに現れるように頑張っていこうと思います。
未来は明るい!!