Builder Learning#3 Soil compaction 土の圧縮について
基礎コンクリートの段階で出てくる土地の圧縮。
日本では基礎に関わる土木分野に関しては特別に地業と呼び、施工とは区別される専門職的な扱いで大工さんなども指示はほとんど出したりしないと聞くが、
NZやアメリカの建築に関して言えば他の業者と同じ扱いで普通にFoundation guyなどと呼ばれ、基本的に現場を仕切るmain builderが指示をして進めていく。
NZではRaft foundation (日本では、べた基礎)が一般的である。
わかりやすく基礎コンクリの流れをざっと紹介します。
Excavation→Site survey(Grand floor level)→Compaction (soil,gravel etc) →Footing→Compaction (soil,gravel etc)→Concrete slab foundation
となります。
簡単に言うと
掘って、整えて、固めて、流す です。
実際のFoundation planはこんな感じ。
これらの作業の中で今回は土の圧縮に関して。
土を圧縮する場合にどのぐらいの水分量が一番適切なのか?
ズバリ 14% !!!
なんかピンと来ませんが、、
10kgのお米に1.4Lの水を含ませる感じ。
これで炊いてもカチカチですね。笑
おそらくNZのfoundation guyはこのような含有量は全く気にせずcompactionしていますね。確実に。
と言っても現場で含有量を測っている現場監督がいてもちょっと嫌味な気もしますが。笑
知識として知っていて損はないので、現場であまりにも水分量が多い時や、乾燥しすぎている時はできるだけ14%に近づけた状態でcompactionするように心がけようと思います。
未来は明るい!!